東八代郡石和町四日市場 林産婦人科 林正則

 東八代郡では郡下にある小学校15校、中学校6校 計21校の校長先生と郡下8ヶ町村在住の小中学校校医と郡医師会会員の合同学習会を今は故人となられた八代町 渡辺紀先生が郡医師会長をされていた昭和53年より1年に1度行なっております。
 現在健康である児童・生徒が今よりもっとよい状態で心身ともに健康な学校生活を送ることが出来る様な学校保健活動のあり方をいろいろの方向より考え推進すると言うのがこの会の発足の基であります。
第1回目は昭和53年7月19日(水)糸柳で校長20名 校医13名 計33名集まり発足致しました。
第2回目は昭和54年7月18日(水)糸柳で校長17名 校医14名 計31名でした。
ここまでは故渡辺紀先生が郡医師会長をされておりました。
第3回目は昭和55年7月16日(水)糸柳で校長20名 校医12名でした。
ここからが私が郡医師会会長として5期10年間居りましたので会長の「覚え書き帳」に書いてあるものを転記致します。
今は亡き故大久保福信先生より体力造り、健康造り、心の健康造り、精神面の健康造りetcについて話があり校長先生側より肥満児高血圧、朝礼の際の脳貧血で倒れる児の問題が出され話し合いをされました。
当時郡校長会会長は御坂中の野田照雄校長先生でした。(後に県教育功労者で表彰される)
第4回目 昭和57年1月20日(木)糸柳で開かれ校長17名 校医17名でした。
整形外科の長坂与一先生より「偏平足」について話があり郡校長会会長 前島仙蔵先生より色々意見が出されました。
第5回目は昭和58年2月17日(水)糸柳で開かれ校長15名 医師会より18名 計33名出席致しました。
校長先生の当時の名前がありますので書いてみます。(昭和58年2月17日現在)
■石和南小 横田 花兄
■石和東小 杉原 敏雄
■石和北小 山田 邦臣
■石和富士見小 渡辺 宝
■中道南小 内田 博明
■中道北小 河野 敏男
■御坂西小 石原 幸次
■御坂東小 岩間 智子
■一宮北小 早川 俊彦
■一宮西小 五味 生二
■一宮南小 須田 正人
■芦川小 小沢 元之
■八代小 水上 秀克
■境川小 瀬田 奎
■豊富小 小宮山 治

(敬称は略)小学校以上15名

■石和中 上野 徳治
■御坂中 大西 竹二
■一宮中 宮川 敬之助
■芦川中 五味 良幸
■笛南中 林 英重
■浅川中 都築 忠雄

(敬称は略)中学校以上6名

郡校長会長 笛南中 林 英重先生

 今回は前回に続いて整形外科の長坂与一先生より「骨折」についてお話がありました。中道北小の河野校長先生より骨折は10年前の2倍に増えている。男の子は女の子の2倍多い。東八では小学校は9月10月、中学校では6月に多い。前腕骨、左側が多い。子供の転び方が悪い。右手は良く使って訓練が出来ているが左手は訓練が不足しているので左側の骨折が多い。コーラをよく飲む子が多い。生活環境、食生活の面で指導が大切であるetc。故成島先生より鈴木健次アナウンサーの「毎日夫人」の話が出る。
第6回目は昭和59年2月16日(木)糸柳で開かれ校長19名 東八教育事務所長1名 医師会19名 計39名出席致しました。
校長会長 一宮中 宮川敬之助先生「教育と健康」のテーマで御坂西小 雨宮喜一校長先生の話がありました。病気になって初めて健康の有難さが分かる。子供の躾の問題。塾へ行く子供が多いがよいことか悪いことか?子供の体位は向上しているが体力は増えていない。体の発達はあるが心の発達は不足している。社会情勢がそうさせているのであり子供達の健やかな心の発達を願っている。家庭教育、学校教育共に大切である。
第7回目は昭和59年5月12日(土)何時もの会場でなく牧丘の「夢遊苑」で開催する。
土曜日午後4時峡東病院前より中型バス2台に分乗して牧丘の「夢遊苑」へ行く。
校長20名 医師会11名 計31名。
■石和南小 杉原 敏雄
■石和東小 萩原 富次郎
■石和北小 市川 竜平
■石和富士見小 渡辺 宝
■一宮西小 内藤 昭二
■一宮南小 石田 義岡(欠)
■一宮北小 末木 俊男
■御坂西小 雨宮 喜一
■御坂東小 岩間 智子(欠)
■八代小 五味 良幸
■境川小 瀬田 奎
■中道北小 鶴岡 良長
■中道南小 鮫田 一芳
■芦川小 萩原 保正
■豊富小 石原 光雄

(敬称は略)小学校以上15名

■石和中 山田 邦臣
■御坂中 丸山 牧男
■一宮中 水上 秀克
■芦川中 藤原 和夫
■笛南中 都築 忠雄
■浅川中 葭沢 一富

(敬称は略)中学校以上6名

郡校長会長 浅川中 葭沢 一富先生
(退職後山梨県教育委員長として活躍される)
「保健問題調査」の結果から
@最近保健室を訪れる子供の状況は腹痛、頭痛、気持ちが悪い、ささいな外傷etc 又少しでも授業がいやでくる子供もいる。
A保健室から特に家庭(親)に対して注意してほしいと思っていることは、基本的生活習慣をきちんと身につけさせてほしい(登校前の排便、洗顔、歯磨き、つめ切りetc)子供の生活実態に無関心な親がいるのでもっと子供の状態を知ってほしい。
B学校医と学校との合同学習会を開いてほしい。
 予防接種の問題、歯科・眼科・耳鼻科検診の問題etc。
以上活発な意見交換があり学校医と校長だけでなく一般教職員全体の学習会を持ったらどうか?という意見も出た。
第8回目は昭和60年5月16日(木)糸柳で校長18名 校医20名 計38名で行なわれました。
郡校長会長 石和南小 杉原敏雄先生。
八代小 五味良幸校長の「よい姿勢づくり」の講話がありました。
気お付けの姿勢を知らない、食器を持たないで頭を下げて食器に口をつけて食べる(犬食い)者あり、正しい箸の持ち方、正しい鉛筆の持ち方を教えなければいけない、机の高さを身長によって調整する、基本体操をしっかりさせなければいけない etc。
第9回目は昭和61年5月15日(水)糸柳で校長15名 東八教育事務所長1名 校医21名 計37名。
御坂東小学校 渡辺和男先生の「人間と性への理解を認めるための学級指導(保健)」
性の問題が低年齢化し社会問題としてさわがれて何年も経つが学校教育の中で性の指導についての研究指導が進まず性の指導を避けて通ったりしているのが現状である。今子供達はマンガ・テレビ・雑誌などの影響を受け誤った性知識を多量に吸収し成熟しきった自分の体をいかにコントロールしてよいのか悩んでいるのが実態ではないかと思われる。体の成長が早まってきている今日の子供達に性についての正しい科学的な知識を与えその認識に基づいて男女仲良く人間として互いに尊重し合っていくことが出来るように導いていく性教育に高める実践を充実させてゆきたいと考える。学級指導において児童の発達段階に合わせ生理的、心理的、社会的の三方面より総合的、系統的に指導し保健指導において自分自身また他の 同性、異性の心身の変化を知ることにより人間と性について互いにより深く理解出来るようになると思うし日常的、継続的な保健指導を実践してゆくことにより、子供達は抵抗なく性への学習に取り組めるようになるし取り組めるようにしなければならないと思うetcの意見あり。吾々医師会でもこの問題は研究し 合う必要があると思います。
郡校長会長 八代小 五味良幸先生
(退職後山梨県選挙管理委員長を勤められる)
第10回目は昭和62年6月18日(木)糸柳で「子供の着衣と感冒」について話し合う。
私が産婦人科医会の山梨周産期研究会に出席のため本会は欠席し副会長の広島先生にお願いしたので内容は不明です。
第11回目 昭和63年5月19日(木)糸柳 校長19名 校医22名 計41名
郡校長会長 豊富小 萩原保正先生
■石和南小 窪田 公太郎
■石和東小 千野 茂
■石和北小 森 寅雄
■石和富士見小 佐野 和郎
■一宮西小 弦間 耕一
■一宮南小 飯島 宜明
■一宮北小 反田 守
■御坂西小 小沢 陽
■御坂東小 菊島 史郎
■八代小 落合 邦夫
■境川小 橘田 忠雄
■中道北小 小林 秀峯
■中道南小 向山 峰雄
■芦川小 山本 博
■豊富小 萩原 保正

(敬称は略)小学校以上15名

■石和中 中村 喜光
■御坂中 雨宮 喜男
■一宮中 丸山 重光
■芦川中 米山 徳明
■笛南中 渡辺 昭雄
■浅川中 鈴木 知良

(敬称は略)中学校以上6名

一宮西小校長 弦間耕一先生の「耐性の欠如」登校拒否の一断片について、子供の躾の問題、父兄教育、学習塾の問題etcの話合いが行なわれた。
第12回目 平成元年8月17日(木)糸柳 校長20名 校医22名 計42名
郡校長会長 石和中学 中村喜光先生
中道北小 土屋靖男先生の「肥満傾向児への指導について」
第13回目 平成2年9月20日(木)糸柳
中道北小学校 土屋靖男先生の「背中ぐにゃー背筋力のおとろえ」
第14回目 平成3年9月19日(木)糸柳
台風の影響で欠席者多し
第15回目 平成4年9月17日(木)糸柳
第16回目 平成5年9月16日(木)糸柳
芦川中 宮城校長「芦川中学校の保健教育の取り組みについて」
第17回目 平成6年9月13日(火) 一宮中 深山泰郎校長
第18回目 平成7年9月21日(木) 石和中 桑原大石校長
第19回目 平成8年9月18日(木) 清光園 郡校長会長 中道北小 飯沼勝之校長
御坂西小校長 瀬田実先生「わが家の健康づくり」家族保健会議を開いて
第20回目 平成9年9月18日(木) 清光園 郡校長会長 吉原 石和中校長
一宮北小 降矢靖校長「自ら健康づくりにはげむ子どもの育成」
第21回目 平成10年9月17日(木)糸柳 郡校長会長 浅川中 小越寿々務校長
郡学校保健会長 黒澤駿光先生「生活習慣病」について講和あり
第22回目 平成11年11月18日(木)糸柳 校長21名 医師会24名
郡校長会長 一宮中 宮城校長
平成11年度・12年度 学校保健教育研究推進校 豊富小 佐野順一郎校長
自ら学び実践する児童の育成 〜口腔の健康づくり・心と体の健康づくりを通じて〜の講和あり。
@虫歯の罹患者が多い A歯垢が多い B治療率が低い 
C給食後の歯磨きが出来ていない D歯肉炎が多い
などがあげられた。
第23回目 平成12年9月21日(木)糸柳 校長会長 宇野五千雄
合同研修会の歴史について 医師会 林正則
第24回目 平成13年9月20日(木) 糸柳 校長会長 曾根修一先生
進んで物事に取り組む児童の育成
基本的生活習慣の育成と生活習慣病予防に視点をおいて 石和東小校長 原正信
第25回目 平成14年9月19日(木)糸柳
喫煙の有害性を認識しましょう、早期からの禁煙指導教育を。
講師 黒澤駿光先生
第26回目 平成15年9月18日(木)糸柳
「命を大切にし、自ら進んで健康づくりに取り組む児童の育成」
講師 境川小 小沢藤雄校長
以上26年間つづいてきた東八医師会と東八代郡下小中学校長会との学習会はまだまだ引き続いて毎年行なわれると思います。
子供たちが家庭と学校の共通理解の上で伸び伸びと健やかに成長する事を祈念して筆を擱きます。
(覚え書き帳に書いてある処は詳記しましたが書いていない処は省略です。校長先生の名前などで誤記がありましたら御容赦下さい。)